『教務担当・ひとり言』~義務教育が一歩前進した、かな。

学校に通う事ができない不登校生。

小・中学生だけでも全国に12万人います。

『義務教育なんだから小・中学生は絶対に学校へ通わなければならない』というのが日本の常識。

『学校に行けないのであれば異なる形での教育機会を子供に与える』というのが海外の常識。

 

ようやく日本でも、『学校に限らず保護者が子に一定水準の教育を受けさせた場合、義務を果たしたとみなす制度』についての議論が始まりました。(新聞記事)

今作ろうとしている制度は簡単に説明(省略しすぎですが・・・)すると以下の通り

①学校に行けなくなってしまった

②家庭内で学校外で学ぶ事を決定

③「個別学習計画」を教育委員会に申請

④教育委員会が個別学習計画を審査

⑤個別学習計画が認定

⑥教委職員が定期的に訪問、助言を行う

 

制度の問題点や反論も多いでしょうが、不登校という問題は社会全体で考えなければならない大きな問題です。

一日もはやく制度が整い『なぜ学校に通えないのか』と自分を責め続けている子供たちが救われる事を願います。

制度が法制化されれば、私たちがチカラになれることは今より増えると思います。

私たちはこれからも全力で不登校で悩む人たちをサポートしていきます。