大学入学共通テスト 平均点が発表されました

2024年度(令和6年度)共通テストは志願者数が49万1,914人、受験者数は45万7,608人でした。

受験率(受験者数/志願者数×100)93.03%で前年度(2023年度)の92.48%と比べ0.55ポイント増加しました。平均受験科目数は5.67科目でした。

大学入試センターの最終集計によると、本試験の各教科・科目の平均点は次の通りです。

国語 116.50
世界史B 60.28
日本史B 56.27
地理B 65.74
現代社会 55.94
倫理 56.44
政治・経済 44.35
倫理、政治・経済 61.26
数学Ⅰ・数学A 51.38
数学Ⅱ・数学B 57.74
物理基礎 28.72
化学基礎 27.31
生物基礎 31.57
地学基礎 35.56
物理 62.97
化学 54.77
生物 54.82
地学 56.62
英語リーディング 51.54
英語リスニング 67.24

英語リーディングと政治・経済が難化しましたが、他は落ち着いた結果となりました。

英語リーディングは共通テストになってから徐々に総語数が増えて3年連続6,000語(最後のセンター試験では約4,300語)を越えています。この傾向は今後も続くとみられるため【長文を早く正確に読む力】が求められています。

また、次回の2025年度大学入試共通テストから新課程入試に切り替わり、新科目「情報」の追加や地歴公民科目の改編、国語の現代文が大問1題追加、「数学Ⅱ・B」から「数学Ⅱ・B・C」への変更が予定されています。